取得した資格を多くの人々のために役立てる道を探していくことをおすすめているのは、何歳になっても「人から欲される」という状況に、常に自分を置き続けることができるからです。このことは現代社会の大きな問題となっている「自殺」を減少させることに結び付くような気がしてならないのです。
日本における自殺者の総数は平成10年以降、信じられないぐらいの数に急上昇、平成9年まで常に2万人台、9年は24391人だったものが10年は32863人、残念ながらそれ以降3万人を割る年はありません。その原因などを見て行くと、「自分は社会から疎外された不要な者」であると深く思い込んでしまっている傾向が強く見受けられるのです。
年齢的には50歳?59歳の男性が特に目立っていて、がむしゃらに働いた40歳代を通り過ぎ、子供もある程度成長し、家族から疎外されて家庭内でも立場が弱くなってくる年齢に当たるのではないかと思えます。自分の今後の人生を予想してみて、もし身の回りの人々から全く欲されない状況になってしまっていたとしたらどうなると思いますか?生きる活力を失い老け込んでしまう、ひどく深刻になれば「生きていても仕方ない」と考え始めてしまうのではと思えるのです。
自分のアピールポイントである資格取得を考える際には、社会情勢も見極めながら、「仕事」に役立つばかりではなく、「人生」に役立てる、自分が老後を迎えた時に活力剤として役立てることができるものを身につけて行きたいものです。